《activity》知って感じて味わう季ぐらし
季節を知り、細やかに感じ、生活の中に、派手でなくてもよいから、季節を取り入れてみると、退屈や単調な日々から解放されたり、小さな喜びが積み重なっていったりして、豊かで充実した日々を味わえるようになれると思っています。
店主は、この「季ぐらし」をするようになってから、ストレスが減り、物欲も減り、安心を得て、心おだやかに過ごせるようになっています。
だから、この不安定な時代とは反対の、安定できるだろう季節に寄り添う暮らしの一部を、身をもって知ってもらえたらと思っています。
安定してそうな自然にも、不安定はあり、それが自然であるということも。
予定どおりにはいかないのが、このプログラムです。人間が数か月前から予定をしていても、そのようにならないことだってあります。
このプログラムは、「当店の真骨頂」と自ら言ってしまいたい、内容です。
実は、これまでも同じような内容で開催しています。
なのに、参加者が少ない2年間でした。
言葉や暦を優先していたからでしょうか。
言葉や暦を知ってからのほうが、細やかに感じ取れるのは確かだと思うのですが…。
そこで、次回からの再開時には、季節の言葉や暦については、(これまでのような)じっくり座学ではなく、要所要所にお伝えするという方法を取り入れることにします。
そのため、一度参加した方も、毎年ご参加いただけます。
暦、季節の言葉、旬の食べものを中心に、多角的に季節を味わっていただけます。
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例えば
12月の場合
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枯れの美や春を待つ植物、冬至の食や正月を楽しめる言葉を楽しんでいただきます。
以下、プログラムの流れ。
お渡しする冊子と冬至の小さな室礼
まず、里山を散策。
12月は、枯れの美、春を待つ植物、冬鳥などを見つけ、冬ならではの風や陽射しなどを感じます。(写真は、梅の冬萌えとツグミ)
地元の人の畑で収穫。
白菜を収穫したり、柚子湯の柚子とり。
能勢の食材を可能な限り使って、昼食を参加者で作ります。
写真は、冬至の食。冬至粥(小豆粥)、地酒「秋鹿」の酒粕を使った「ん」の付く野菜たっぷりの運盛りの粕汁、そして、なんきん煮。
一汁一菜が基本。
最後は、季節のお茶を味わっていただき、終了。
2020年12月の会のレポートはこちらをどうぞ⇩
(座学以外は、ほとんど同じ内容になる予定)
2020年10月の会のレポートはこちらをどうぞ↓
今後の開催は、未定ですが、
2月にはスタートさせたいです。
どうなりますことやら。
※2022年の2月開催は無理でした…
2月 春の訪れと、ふきのとう
3月 春の深まりと、つくし
4月 春の終わりと、たけのこ
5月 夏のはじまりと、ふき
と、続いていきます。
毎月開催ではありません。
これまでの参加者のご感想その①
これまで開催した同じ内容のプログラム
【季ぐらしの養生歳時記】に、
何度もご参加下さった方の感想です。
お母様が能勢町出身という方です。
最初は、歳時記を知らずにご参加いただき、その後、
俳句も詠めたらな、という思いでおられます。
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①この催しに参加された理由は何でしょうか?
母が育ち、私もいとこ達と遊んだ能勢は自然が豊かで思い出もたくさんある場所で、今でもよく訪れています。その風景を歳時記という別のフィルターを通して見ると、どう映るのか、興味があったので参加しました。
②この催しに参加したことで、ご自身あるいは暮らしで、変化したことはありますか?あれば、それは何でしょうか?
24節気72候を意識して生活するようになりました。残念ながら俳句を作ったりすることは、未だにできませんが、自然とともに日々を生きているといるということを感じ、心豊かに過ごしています。 ストレスの多い、時間に追われる日々の生活でも、歳時記により、機微を感じられ、リフレッシュできています。
③この催しの良さ・魅力は何でしょうか?
自然のなかで、学び、散策し、収穫したり、作ったり、食べたりと盛りだくさんの内容で、楽しく過ごし、心に充電できています。 日々の生活においても、歳時記を意識するようになり、鳥のさえずりや草花などを見ても感じ方が変わってきてワクワク感が生まれています。 5・7・5の俳句に凝縮された季節感や情景に、深いな~と感動しつつ、いつか詠めたら良いなと思っています。
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どうぞご参加くださいませ。
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