<レポート>季ぐらしの養生歳時記 師走編
今年最後の催しとして12月20日に開催した【季ぐらしの養生歳時記 師走編】。『野のの四季だより』読者への募集段階で定員に達し、リピーターの方と、そのご家族に参加していただきました。その様子をどうぞ。
今月の内容は、
冬の趣、枯れ
冬至の日
新年の季語
を中心に
楽しでいただけるように、
プログラム。
まずは、 私の手作りオリジナル歳時記を使って、座学。
ホワイトボードに殴り書きをしながら、お伝えしています。
その内容を簡単に紹介しますと、
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・いつものように、二十四節気と七十二候のお話
・自分自身から感じる冬の季語「息白し」など
・冬の趣である枯れを、 繊細に味わってもらいたくて30ほどある季語を紹介
枯木とともに眺める星「枯木星」とか、 良いと思いませんか?
・平安時代の人たちが考えた「枯野」「枯色」の重ね色目
・12月21日冬至の日のことを改めて詳しく
・冬至の日のあと新年までも楽しむための季語
残り少なくなった日数を感慨深く「数え日」って言いたくなりますよね。
・新年の季語も紹介
俳句の世界では、春夏秋冬、そして新年と、 季節が五つあるので。 新年だけで、500個のが季語あります。 元日だけでも、どんだけあるん?と。
元旦の初日の出を拝むときに味わう季語もたくさん紹介しました。
この日、このときだけの季語を味わえるしあわせ~。
・「初」「始め」をどんなことにも付けると、 より一層おめでたいということも
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たくさんの季語を
吸収していただいたあとは、
朝の雪がすっかりとけている
野山を眺める散歩へ。
「枯れ」にまつわる季語を体感していただきました。
枯れが、いつもと違って、
ええもんに見える~。
枯鶏頭
枯菊
霜枯れした田んぼも。
梅の冬萌え、草花のロゼット、
そして、冬鳥のつぐみとも出会いました。
散歩のあとは、おまけの収穫。
地元の白菜づくり名人(自称)
のおっちゃんの畑で、
5キロほどある白菜を収穫。
お土産に。
柚子湯用の柚子も。
店へ戻って、
一日早い冬至の食事を
みんなで作っ。
店主は、かす汁づくり。
見晴らしのよい隠し部屋で、いただきました。
食材は、ほとんど能勢産。
・小豆粥 ・南瓜の炊いたん
( 万次郎かぼちゃを使用)
・「ん」盛り秋鹿の酒かす汁
・ 地元のおっちゃんからは白菜漬けも。
静かな食事は、美味しいがゆえ。
今回も、美味しくて小さく唸ってました。
ご参加いただいた料理人のおかげです。
ありがとうございました。
最後は、さついもラテ、自家製サツマイモ甘酒、ユズのスパイス茶の中から、お好きなお茶を味わっていただき、おひらきに。
次回、睦月編は、
1月16日(土)お申込み受付中
その後、昨年と同様の内容で、
立春のある2月から、毎月開催しますので、
ご興味ある方は、ぜひどうぞ。
四季の企画室 野の 福田商店
大阪府豊能郡能勢町今西198-2
(今西商店街内 )
営/12時~17時
(催しがある日は、13時頃~17時)
※催し開始時間は、当店営業時間と異なりますので、ご確認くださいませ。
休/火・水・木
※1月のみ、月~金が休みとなります。
※臨時休業が時々ございますので、お手数ですが、トップページ下部でお調べの上お越しくださいませ。
✉ fukuda.showten@gmail.com
🚌阪急バス西能勢線「森上(もりがみ)」停留所より西へ徒歩約5分
🚙大阪市内・神戸市内からは高速ご利用で約1時間 専用駐車場アリ
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