<レポート②>季ぐらしの歳時記 - 浅き春の候 -
レポート①からの続きです。
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12時15分~
いなかの昼ごはんを
つくるあじわう
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収穫した野草や野菜を店主も一緒に参加者のお二人と店内で調理して、できあがった昼食を当店の隠し部屋(座敷)でいただきました。
●。● メニュー ●。●
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・野草粥
ハコベ等の野草風味のお粥。
タンポポの花を載せて。
お米は、
午後から伺う
福中さんが育てられた
菜の花米
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・フキノトウ、野草、
菊芋のてんぷら
野草は、
ヒメオドリコソウの若草、
ナズナ等
菊芋も能勢産。
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・真菜と薄揚げの炒めたん
店主の父が育てた真菜と
能勢・堂本豆腐店の薄揚げ
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・赤かぶ漬け
Oさんからのいただきもの
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・地酒秋鹿の酒粕入り味噌汁
出汁じゃこ以外は
すべて能勢産
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14時~
地元の人に聴く季節
と、収穫
15時~
五感であじわう散歩
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昼食後は、地元の人にお話を聴きに行きました。
当店のある地区のお隣の地区にお住まいの福中さん。数年前から緑肥として、田んぼとお米のために菜の花米を作られています。
花の種を蒔いて、冬に花が咲く前に美味しく食べておられるそう。簡単に育つのかと思ったら、種を鳥に食べられてしまう等、トライ&エラーを繰り返しておられるとか。
菜の花のどの頃を味わうのが一番好きか、どんな調理が好きか、おすすめか。そんな話も聴きながら、お土産として菜の花を採らせていただきました。
山仕事のお話もしてくださいました。
山の仕事が一番お好きとのこと。
木を伐りだして
乾燥させて薪にしたり、
売りに行かれたり。
木の苗を畑のそばで育てておられ、
毎年少しずつ植えられているお話等々。
昔と今の山の異なり。
鹿避けをしたら、
今まで食べられていた山菜が
出てきた話
ここで暮らす人だからの
山と田んぼのお話を
たくさん聴かせてくださいました。
その結果、店主も驚くご感想を参加者さんからいただきました。
<感想>をぜひ読んでみてくださいね。
福中さんの田んぼから当店まで散歩をして、
浅い春を感じてもらいつつ、つづいては、
福中さんが主に山で伐採して乾燥中。
冬の薪ストーブに使われます。
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15時30分頃~
山里のお茶じかん
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椿の葉を用いる日本最高の和菓子「椿餅」。
茶の湯では、2月のお菓子。
ということで。
「椿餅」を最後のお楽しみとして味わっていただきました。
道明寺粉で作られる餅は、
当店向かいの木田菓子店にオーダー。
椿の葉は、当店の近くにある椿の木から採って、両端を切りたい人は切って、挟んで出来上がり♪
今日を振り返り、感想を言い合いながら、「季ぐらしの歳時記 -浅き春の候-」を終えました。
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