<レポ―ト>能勢の暦づくり一回目&二回目

当店の催し<寄り合い>の一つ「能勢の暦づくり」の一回目と二回目のレポートです。


能勢の暦づくりについては、こちら




<第一回目>

4月15日(金)18時半より開催しました。


参加者は、店主含め、計4名。


「なぜ暦づくりに参加したか」

を自己紹介として伝えることからスタート!


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●Fさん

生きもの初見、草花の開花を知りたい。


●Yさん

気候変動を危惧しており、気象庁の「生物季節観測」を基準にして、記録していきたい。


●Nさん

農作物の種まきにおける能勢町でのタイミングを知っておきたい。


●店主

昔ながらの暦「二十四節気」「七十二候」の能勢版を作りたい。


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それぞれが持ち寄った、資料や本を見せ合いつつ、世間話等もしつつ、終了。




<宿題>

カレンダーの見本を作ってきましょう!

日めくりか5日めくりか





<二回目>

5月27日(金)18時半より開催しました。


今回は、前回参加のお一人が欠席で、参加者は3名。


早速、宿題発表!


店主は、言葉のみを考えていたのですが、

あとのお二人は、カレンダーのできあがり図を描いて来られました。



Nさんは、

二十四節気(写真左)のように

能勢ならではの言葉を考えてみる

という案。


例えば、

渡り鳥のアオバズクが

飛来するころを

「梟飛(きょうひ)」


5月上旬には渡来して、夜になるとホーホーと鳴き始めますのでね。



Yさんは、

5日めくり。


七十二候のように

例えば、4月15日~19日は、

「毛虫始散歩」とし、

その頃の季節を一目でわかるように

絵と言葉で表現してくださいました。



毛虫が散歩って、かわいすぎる~。




で、店主は、

完成には、

まずは言葉かと思ってしまい💦

このようにしました。


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5月20、21、22、23、24日


夏を告げる空木(うつぎ)の花と時鳥の忍び音。

どちらも楽しめるようになるのがこのころです。

二十四節気でいうと、

小麦が実り、草木が茂り、

すべてが天地に満ちる小満のとき。

早苗が育つ、

柿の花が咲く、

山椒を摘む

豆ごはんを作る。

まさに初夏と感じられ毎日です。

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話し合いの結果、Yさんの能勢版七十二候のように、また、Nさんの能勢版二十四節気のように、一つのページに様々な季節の移ろいが端的に紹介されているのが子どもから大人までが楽しめて良いかもしれないとなりました。




なので、次回までの宿題は、

ひとまず6月に気づいた季節の移ろいをカレンダーに書き込みましょう!


どんな季節の移ろいが書き込まれているのでしょうか。

楽しみですね。


ちなみに、Nさんからは、不要になった地球儀を使った「球体型カレンダー」があっても面白そうというアイデアが出ていました。


Nさん、作って!



ということで、三回目は、7月15日18時半からです。






四季の企画室 野の 福田商店

. 季節を知り、季節に寄り添い 自然を細やかに感じ楽しめば 発見がたくさん 感動もたくさん すると 気持ちが満たされ 心おだやかに、すこやかに