<レポート>「忙しいと思う時でも、時間をとって身体に意識を向けていきたい」



12月12日(日)に【こころの中に“自然”を持てばseason①~レジリエンスを育てる~】を開催しました。


参加者の皆さまからは、


「日々の多くのストレッサーの中で頑張っていた自分に気付けた」


「身体の状態に意識を向ける、それを一点に集中して繰り返すことで身体の状態が変化するのに驚いた」


「脳のしくみ?働きについて少し理解出来たように思います」


「心の安定ー体の安定につなげるということで、今はみつけた「宝」を取り入れて、繰り返したい」


このような感想をいただきました。

詳しい感想は、一番下へ。





このプログラムの目的は、

自分の中に「自然」を持つこと。



「自然」とは、土台です。


人間にとって、自然がなくなったら?

こころの中に「自然」があると、どうなる?

どんな暮らしができる?

どんな自分でいられる?




こころの中に“自然”を持つための方法として、

まずは、レジリエンスを取り上げました。



season①は、レジリエンスを育てる。



最近は、ユニクロのCMやワイドショーでも

「レジリエンス」=回復する力 

といって、紹介していますよね。



今春は、

宇宙飛行士の野口壮一さんが搭乗する

ロケットの名が「レジリエンス号」でしたよね。


欧米では、広く知られている言葉です。



誰もが必ず持っている力です。

でも、使いこなせていない人が多いんです。



そんなことで、「レジリエンス」は、

現代の人間にとって大事なスキルなので、

ぜひ育てて、高めて、鍛えて

(↑すべて同じですが…)

ほしい!と思っての当店での開催です。




というのも、店主は、コミュニティ・レジリエンシー・モデルというレジリエンスを育てる方法を伝える支援ガイドの資格を持っているから。


今回は定員4名のところ、4名の参加者がありまして、


ガイドである店主は、大よろこびしました。


遂に、「レジリエンス」が日本でも受け入れられるようになった!と。


(レジリエンスをテーマとするワークショップを当店以外でも2018年からやってきたもので。でも、参加者が集まりにくかったもので)



テキストは、喜び過ぎたあまり、これまでのワークショップに使用したものに、これもあれもと追加したら、A4 14ページとなりました。えへ。



ということで、



ワークショップのはじまりはじまり。



心の中の“自然”とは何ぞや、からスタート。



“自然”は、土台。


土台があれば、安定する。


そんな土台といえる

“自然”をつくるモノは、

【宝モノ】、といえるのでは?



では、


こころの中に“自然”がある人って、

どんな人?


みんなで出し合いました。



そうなれるための方法として、

今回、取り上げたのが、


コミュニティ・レジリエンシー・モデル

略して、コレモ。


自律神経で心と体のバランスを整えることができる方法です。


整えていくうちに、レジリエンスがアップ!



コレモでは、


知識とスキルを学んでいただくのですが、

考え方を知るだけでもお得


そう考えたらいいのかあ!

と、安心できるんですよね。



というのも、この考案者の著書『Building Resilience』は、国連によるSDGsの推薦図書になっていますし、この考え方を取り入れた「こころを育てる」教育は、様々な国の学校で取り入れられているんです。



そんな話もしてからの、知識の時間。



自律神経って?

ストレスって?

ストレス状態って?

ストレスがあるときの脳の仕組みって?

レジリエンスって?



店主は、ボードに書きながら説明しました。



どうしても殴り書きをしてしまうんですけどね。

落書きより、ひどい(笑)







知識を頭で理解してもらったら、



つづいては、



身体に意識を向ける時間




体に気づくスキル 

tracking


宝に気づくスキル

resourcing


接点に気づくスキル

grounding


救急スキル

mindfulness




これらコレモのスキルを、体感してもらいました。




普段、身体へ意識を向けず、


頭で考えてばかりのひと、


世の中の知識を鵜呑みしているひと、


自分の中にあるもの以外の何かに頼り過ぎているひと、


誰かから聴いた話を自分にもあてはめているひと、


には、難しいかもしれません。



でも、大丈夫。


練習すれば、できるようになりますよ。



ちなみに店主は、かつて、頭でっかちで、頭に触れるとカタくて、身体的にも地に足が着いていないと言われていました。そこで、毎日、毎日、身体に意識を向けるようにしました。あれから20年ほど。コレモのスキルを、すんなりと、身体で理解できました。




毎日少しずつ少しずつスキルをおこなう。

そうすることで、

心の中に“自然”を持てるようになれる。

そんな人がほとんどのはずです。





season②では、他の方法をお伝えします。

season①をに参加した方に参加資格があります。


下記の感想を読んで、ご興味を持たれたら、次回ぜひご参加くださいませ。

詳細(今回の告知)はこちらからどうぞ ↓




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参加者のご感想(お申込み順)

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① 参加されて良かったことや印象的だったことはありますか?あれば、それはどんなことでしょうか?


👩め~ちゃんさん

今の自分がオーバーゾーンに行きかけている大丈夫ゾーンの人で、でも戻ってくることができれば良いという言葉。

“身体は頭より正直”

日々の多くのストレッサーの中で頑張っていた自分に気づけました。


👩えとうさん

・感情が揺れてもよくて「大丈夫ゾーン」に戻すことが大事ということが印象に残った。

・身体の状態に意識を向ける。それを一点に集中して繰り返すことで身体の状態が変化するのに驚いた。

・普段身体に意識を向けることはあっても、ほんの一瞬なので、意識を向け続けることで変わるものがあると気付けた。


👩ひさちゃんさん

新しい出会いがあり、嬉しかったです。

脳のしくみ?働きについて少し理解出来たように思います。


👩

初めてなので、どんな人が来るのか、どんなことをするのか等心配はあったが、何となく穏やかに過ごせた。体がリラックスしている感じがあった。



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② 今後、心掛けたいと思ったことはありますか?あれば、それはどんなことでしょうか?


👩め~ちゃんさん

今日、ワークの時に意識することで出会った あたたかい「ひのたま」をいつも引っ張っていきたい。自分が今どこにいるのか俯瞰したい、できるようになりたい。


👩えとうさん

・忙しいと思う時でも、時間をとって身体に意識を向けていきたい。

・自分が心地よいと思うことは何か、を毎日1回でも思い出したい。

・身体の声を無視せず、観察する。


👩ひさちゃんさん

・感情のコントロールは、とても難しいですが、続けてみたいと思います。

・意識して心を整える


👩

心の安定ー体の安定につなげるということで、今は見つけた「宝」を取り入れて、くり返したい。



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③ このワークショップをどんな人におすすめしたいですか?


👩め~ちゃんさん

子育て中のお母さんたちに向けて、自分の心と向き合う時間として講座をしてもらいたい


👩えとうさん

・普段忙しくしている人

・みんな


👩ひさちゃんさん

・気持ちの切替えが苦手な人

・心が弱っている方


👩

悩みをかかえている人。誰でも多少はあることだが、

それによって、肩こりとか高血圧、身体の異常を少し感じている人。



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寄付について


この開催が終わってからのこと。


コミュニティ・レジリエンシー・モデルを考案し広めているTrauma Resource Instituteへ、参加費の10%を寄付いたしました。


インスタグラムの投稿に「寄付の日」があったので。ちょうど、アメリカに大竜巻災害が起きたときでしたし。支援のための講習会に、わずかながらでもお役に立てたらという思いで。


あと、日本での講習会が少ないので、もっと開催してもらいたくて。


私が参加した講習会では、儲かったら寄付してね、と言われていましたしね。


儲かってないですけど、寄付。


次回からもseason①の参加費の一部は、寄付させていただきますね。




ご参加いただき、ありがとうございました。

四季の企画室 野の 福田商店

. 季節を知り、季節に寄り添い 自然を細やかに感じ楽しめば 発見がたくさん 感動もたくさん すると 気持ちが満たされ 心おだやかに、すこやかに