<レポート>ゴミ拾い at 岐尼田(by新しい季節の伝統をつくる)

11月27日(日)に、当店の<寄り合い>【新しい季節の伝統をつくる】の一環で、のせ保育所があるあたりの田園地帯、通称「岐尼田(きねんだ)」でのゴミ拾いをプレ開催しました。


自動車で通る人にはわかりにくいのですが、店主が散歩を毎日のようにするなかで、岐尼田の道路にポイ捨てゴミ(吸い殻、空き缶&カップ等)を頻繁に見かけることから、自然維持、景観維持の点で、できることからはじめようということになり、拾うことに皆で決めました。


詳細は、こちらからどうぞ


これまでの【新しい季節の伝統をつくる】についてはこちらから



ネーミングも大事じゃない?

クリーンさんぽ」とか?

カジュアルなかんじはどう?

という想いもありますが、

こちらは後にでも。




「さあ、ゴミ拾いをしましょう!」と言っても、用意が色々あるものです。


地域おこし協力隊の江藤さんが、町役場の美化衛生担当者に色々と訊いて下さったおかげで、以下のようなことがわかりました。


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・ゴミ拾い用のゴミ袋は配布していない

・ゴミは分別すること

・シールは貼らなくてよい

・ゴミの集積場所を連絡してもらえれば月or火の午後に回収可能(通常のゴミ回収後)

・集積場所は目印のある場所がよい


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ゴミ集積場所は、当店の近くにある今西地区のゴミステーション内を使用させてもらうことにしました。(事前に区長さんに連絡済み)

※後日、ゴミステーション内は邪魔になるので他へ、と役場からのアドバイスがありました。

※強風の日だったので、できたら内側希望ですが。ゴミ袋が飛んだほうが周辺の方に迷惑かも、と。



開催前にパトロール(?)したら、

自転車何台かが捨ててある草むらがあったので、そのことも訊いてもらったら、


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粗大ゴミも可燃物等と一緒に回収可能

集めたゴミには「不法投棄回収物」等

記載したテープ等を貼り付けて、

ポイ捨てゴミと思われないようにすること。

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<持ち物は>


・スーパーのレジ袋大サイズほどの透明or半透明の袋

(小さい袋で分別して集め、最終まとめる)

・軍手

・ゴミ拾いトング

(後でわかりましたが、火ばさみより長い方が便利です。あれば長さ70㎝ぐらい)



<参加者は>

・水口農園の真理子さんと息子はるちゃん

・地域おこし協力隊の江藤さん、高江さん

・交野市から坂之下さん(←能勢の農村文化継承に興味あり)

・店主



では、スタート!


のせ保育所手前から拾い始めましたが、

いきなりあるものですね。


特に、吸い殻。


そして、保育所の駐車場には、

たくさんの吸い殻が!


1歳のはるちゃんは、

ゴミを見つけることも、

拾うことも楽しんでくれていましたが、


大人は複雑…。


拾わなくてよい環境が望ましいですからね。


吸い殻をこんなふうに捨てた人は、

ストレスが、かなりあったのかな。

大丈夫ですか?



のせ保育所の前の川には、

こんなゴミが!

農業関連?



拾ったら、いきなりサンタの袋状態に。



そして、今日一番のビッグなゴミといえば、


自転車。



よーく見たら、埋もれていて、高江さんが2台だけ引き出してくれたのですが、あとは、怪我をしてはいけないということで、役場の人にお願いすることにしました。



ところが、このことも江藤さんに伝えてもらったのですが、引き出した自転車だけが回収され、残りの埋もれた自転車、そして瓶類等々は、そのままだったのです…。


(写真↑は、12月2日撮影)


ショック。

いろんな意味でショック。

そして、残念。




追記:ところが、2023年に入り、

酷寒後に通ってみたら、

自転車は無くなっていました!

良かった。

心の声が届いたでしょうか。


(写真↑は、2月3日撮影)




ゴミ拾いの続きです。


田んぼにも、ゴミは捨ててあるんですよね…。


これまで店主が目にしたものは、


たばこの空き箱、

ジュースの缶、

ビールの缶(!)

マクドの袋、

ファミマのカップ…。

もちろん吸い殻も。



家で禁止されているのかしらね。

捨てないでくださいね。



拾った時間は、約1時間。


なので、岐尼田の一部(半分?)でしか拾えていません。


その結果がこちら↓↓↓




吸い殻以外は、↑このとおり。

皆さん、どう思われますか?


多い?

少ない?


次回から拾いますか?


これから、捨てますか?



以下、参加者の声です。


<江藤さん>

たばこの吸い殻は、まわりの紙は分解されボロボロになっても、フィルターの部分は長く残ることがわかり、やっかいだなと思いました。保育所の駐車場に、すごくいっぱい落ちていたのが衝撃です。思ったよりもゴミの量は意外と少なかったですが、ゼロではなかったので、定期的にゴミ拾いをやりつつ、みんなの捨てない意識を育てていく必要があるなと思いました。一人ですると、イライラするはずなので、みんなですると、宝探し感があって楽しく拾えると思います。


<坂之下さん>

量で見ると、予想より酷くはなかったなと思いました。ゴミ拾いは定期的にやっていくのが良いのではないでしょうか。といっても、拾うだけではキリがないので、みなさん一人一人が意識を変えて、捨てないようにしていくことが大切と思います。その方法こそが難しいところではあるのですが、それができると、より良いと思います。


<中井さん>

岐尼田は、遠くから見たら、きれいなイメージだったけれど、ゴミがたくさん落ちていることがわかりました。よそから来た人によるゴミというよりは、近隣に住む人によるゴミなのかなと思いますね。はるちゃんが、ゴミを「ゴミ」と認識してくれて、拾ってくれたのが良かったです。


<店主>

長谷地区へ行く道、稲地地区へ行く主要な道に特に吸い殻が多かったことに驚きました。都会と比較すると少ないのかもしれないけれど、自然の間近であの量が出てくることは、悲しい思いでいます。自転車が植物で隠されていたことも悲しい。大型ゴミとしてどうにかできなかったのかな、と思います。岐尼田は、一部だけだったけれど、すべて拾うと、倍のゴミがあったのかと思うと、また悲しい。ゴミを逃さず拾うためには、人の目がたくさんあったほうが良いですよね。保育所周辺を保育所の子たちも一緒に拾ってくれたら、大人になると捨てない人になってくれるのかもしません。


<はるちゃん>

おっぱい、したいよ~

(訳:おっぱい、のみたいよ~)

(意訳:疲れたよー)



高江さんは、ゴミ拾い後に早退のため、感想を聞けていません。



今後は、

捨てない意識を高める活動もしつつ、

やはり、ゴミ拾いを再びしましょう、

という話になりました。



後日のこと!!!


ゴミ拾い10日後、


拾ったコースを歩くと、吸い殻がポイ、ポイ、ポイ¢( ・・)ノ゚ポイ と、捨てられていました…。

<2023年に入り入手した情報>

はるちゃんは、自宅周辺のゴミ拾いも楽しんでいるそうです。


四季の企画室 野の 福田商店

. 季節を知り、季節に寄り添い 自然を細やかに感じ楽しめば 発見がたくさん 感動もたくさん すると 気持ちが満たされ 心おだやかに、すこやかに