<レポート>新しい季節の伝統をつくる第8回目

当店の催し《寄り合い》の一つ【新しい季節の伝統をつくる】の第8回目(10月24日開催)をレポートします。


(最初は、毎回同じ始まりですので、おなじみの方は、飛ばしましょう)


当店の催しで「寄り合い」というジャンルは、ゆるゆるっと、おやつタイムのおしゃべり感覚で開催しています。が、能勢町にまつわることを、濃く、深く、真面目に考えています。


参加者は、店の規模に合う人数まで募集しています。


参加ご希望の方は、お問い合わせください。

以下、そもそもどんな催しか&

第1回目~7回目については、

こちら⇩をタップ!

「新しい季節の伝統をつくる」とは


(はい、ここからは飛ばさないで!)




前回、第7回のテーマは、

受け継ぎたい自然、景色(景観)

でした。


自然や景色も

人が手を入れ、

作り上げるものですから。


でもね、


大きく捉えると、問題も大きくなり、解決するのに大変そう!と腰が引けたり、参加者が限られてくると思われるので、今回は、小さく小さく考えてみるという結論に至りました。


そこで、自然豊かな田んぼの多いエリアに、ポイ捨てゴミが多いことに目をつけて、まずは拾ってみましょう!となりました。


8回目は、日程や規模を決めたりしました。



結果、


田んぼの作業が落ち着くころが

ポイ捨てしたくなるころ。

11月に、まずは、

いつものメンバーで拾ってみよう!



8回目の参加メンバーは、


水口農園の真理子さん

地域おこし協力隊の江藤幸乃さん、高江直哉さん

そして店主でした。



その前に、店主が気になっていたことを伝えました。


エコの代名詞「有機農業」が、ナチスと深く関わった過去

収容所で有機ハーブティーが育成された」を読んで思ったことです。


農業についての話ですが、

そこではないんです。



伝統を受け継ぐことも考えつつ、

新しい伝統をつくることをめざそう、

というこの<寄り合い>ですが、


これまでおこなわれている

地域の行事や祭り等を

「受け継がない人」が万一いたとしても、

その人は、他人にはわからない

人と関わることができないor

不向きな理由があるかもしれない。


だから、

現代の伝統は、

受け継ぎたい人が受け継ぎ、

受け継が(げ)ない人に×を付けずに、

やりくりしていけばいいのではないでしょうか。


そうすると、伝統が途切れる。

となるかもしれませんが、

途切れないことを望むなら、

他の方法を考えたらいいのではないかと。


自分が「良い」と決め、

やっているとき、

他の人がやらない場合、

「なんでやねん」と

腹が立つことがあるかもしれません。


でも、どちらが正しいかはわかりません。

なので、善し悪しの判断をつけず、


排除の構造がないかつねに点検を怠らないことである。


店主自身、このことを心にとどめておきたいと思ったのでした。



かつては、

行事をすることが本気だった、はず。

死が今よりも身近で、

様々な神様を今よりも皆が信じていたから。


でも、現代は、

「つながり」や「楽しみ」にポイントがある

のではないでしょうか。


それなら、行事がなくても、

つながっていくことを大切にできたら。

楽しいの共有を大切にできたら。


この地で生活していて、

いいかんじだな、と

誰もが思えたら良いんじゃないでしょうか。


うまく言えてませんけど、

店主のひとりごとでした。




こんなこと↓も皆で話しました。


お祭りなどで、だんじりの担ぎ手がいない場合、町の中で(あるいは町外からも)「祭り大好き隊」を結成し、祭りがあれば駆けつけるというのも、続けるためには必要なのではないかという話もしましたね。例えば、金融関係の人たちが営業の一環で参加されることも、それはそれで良いのではないか、とも。



写真は、この日のおやつです。



そして、常に

初回に決めた

この寄り合いの趣旨と目的を

思い出すようにしたほうが良いね、ともなりました。


迷ったり、

わからなくなったり、

意見が割れたり、

逸れたら、戻る場所として。


<趣旨と目的>

風土、地域資源、こころの部分に沿って、吟味し、活かして、新しい楽しみを模索しつつ作り、実践し、定着させるように何かしら動き、いつか伝統になればいいなあ。



他に色々と話したことを「音声文字変換」に残していたつもりが、時間が経つと、解読できず…。


2023年は、録音や手でメモをとり、レポートを早めにあげることを店主の抱負とさせていただきます。



次のレポートは

悲しい結果となった!?

岐尼田のゴミ拾いです。





四季の企画室 野の 福田商店

. 季節を知り、季節に寄り添い 自然を細やかに感じ楽しめば 発見がたくさん 感動もたくさん すると 気持ちが満たされ 心おだやかに、すこやかに